ページトップ
0466-48-8522

診療案内

MEDICAL

一般眼科

Ophthalmology

眼科は、目やその周辺の病気を総合的に診療する科で、乳幼児からご高齢の方まで幅広い年代に対応しています。現代社会では視覚情報の重要性が増しており、“ものをはっきり見る”ことが日常生活で非常に大切です。しかし、パソコンやスマートフォンの急速な普及により、目へのストレスが非常に増加しています。近年、子どもの近視は増加傾向にあり、大人でも目の酷使による眼精疲労や不調を訴える方が増えています。また、高齢化社会において、生活の質(QOL)を高く保つためには目の健康が不可欠です。
目の症状には、痛み、かゆみ、充血、疲れ目、視力低下、まぶたの腫れなど様々なものがあります。普段の見え方と違う、何かおかしいと感じる些細な症状でも、病気の兆候であることがあります。目に異常や違和感がある場合や、日常生活でお悩みがある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

白内障

Cataract

眼球にはレンズの役割を果たす透明な組織である水晶体があります。この水晶体が様々な原因で白く変性し、濁って見えるようになる病気が白内障です。最も一般的な原因は加齢で、年齢を重ねるにつれて発症しやすくなります。60歳を過ぎた頃から少しずつ水晶体が濁り始め、70代以降では多くの人に白内障の症状が見られます。
また、年齢に関係なく発症する若年性白内障もあります。これは、ぶどう膜炎などの眼内炎症や糖尿病、アトピー性皮膚炎などと合併して発症することが多いです。
白内障によって水晶体が濁り始めると、光が散乱するため、視界がかすんだり、物が二重に見えたり、明るい場所でまぶしさを感じたりする症状が現れます。進行すると視力が低下し、眼鏡をかけても物が見えにくくなり、最終的には失明することもあります。

日帰り手術対応

緑内障

Glaucoma

緑内障は、視神経が徐々に損傷される病気です。視野に見えない欠損(暗点)が生じ、その範囲が徐々に広がることで視野が狭くなっていきます。初期から中期にかけては、もう片方の目で欠損部分を補ったり、脳が違和感を隠してしまったりするため、異常に気づきにくく、進行してからようやく自覚症状に気づくことが多いです。
緑内障は白内障と並び、中高年に多い代表的な目の病気です。40歳で約20人に1人、80歳で約10人に1人が発症するとされています。現在のところ、緑内障によって悪化した視野を回復することは難しく、日本人の失明原因の上位に位置しています。
緑内障による失明を防ぐためには、40歳を過ぎたら症状がなくても定期的に眼科検診を受けることをおすすめします。緑内障は早期発見と早期治療が非常に重要な病気です。

加齢黄斑変性症

Age-related macular degeneration

加齢黄斑変性症は、加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、視野の中心部分が見えにくくなる病気で、米国では成人の失明原因の第1位となっており、日本でも患者数が増加しています。この病気は50歳以上の約1%に見られ、高齢になるほど多く発症し、加齢以外にも喫煙や太陽光がリスク因子とされています。
加齢黄斑変性症には滲出型と萎縮型の2種類があり、滲出型は新生血管の出現によるもので、この新生血管が破れて出血し、血液成分が網膜に溜まるのが原因です。
一方、萎縮型は新生血管の出現はなく、黄斑部の網膜が萎縮することが原因です。どちらのタイプでも、黄斑部網膜の障害により物が歪んで見えたり、中心部分が欠けて見えたり、色が変に見えたりする症状が現れます。

涙道疾患

Lacrimal duct disease

涙道疾患は、涙液の排出が円滑に行われない状態を指します。涙液は目を保護し、清潔に保ち、視界をクリアに保つために必要です。しかし、涙液が正しく排出されないと、目が過剰に涙を生産し、涙が目にたまることがあります。涙道疾患には、涙道閉塞や涙道管の狭窄、涙嚢炎などが含まれます。これらの疾患は、涙の排出を妨げ、目の表面に不快感や炎症を引き起こし、視界に影響を与える可能性があります。
症状には、目からの過剰な涙、眼の赤み、涙や目やにの増加などがあります。症状が進行すると、目の表面に損傷を引き起こす可能性があります。
涙道マッサージや涙道プラグの挿入、涙道形成手術などが一般的な治療法です。ただし、最適な治療法は個々の症例によって異なるため、眼科医との相談が重要です。

結膜疾患

InsomniaConjunctival disease

結膜疾患は、結膜(けつまく)と呼ばれる目の表面を覆う粘膜の状態が異常になる病気です。結膜は目の表面を保護し、保湿し、外部からの異物や微生物の侵入を防ぐ役割を果たしています。結膜疾患には、結膜炎(けつまくえん)、結膜下出血、結膜下腫瘍などがあります。
結膜疾患の治療法は、原因や症状によって異なります。アレルギー性結膜炎の場合は抗アレルギー薬や目薬が使われますし、細菌性結膜炎やウイルス性結膜炎の場合は抗生物質や抗ウイルス薬が処方されることがあります。また、目を清潔に保ち、適切な目薬を使用することも重要です。結膜疾患の治療に関しては、眼科医との相談が必要です。

硝子体疾患

Vitreous disease

当院では、硝子体疾患についても包括的な診療を行っております。硝子体は、眼球内部に存在する透明なゼリー状の物質であり、網膜や水晶体を保護し、眼球の形状を維持する重要な役割を果たしています。
硝子体疾患は、この硝子体に異常が生じる病気や状態を指し、例えば硝子体混濁や硝子体剥離などがあります。これらの疾患は、視覚に影響を与える可能性があり、フラッシュやフローター、視界の歪みなどの症状を引き起こすことがあります。
当院では、経験豊富な眼科専門医が最新の診療技術を駆使し、患者様の症状や状態に適した適切な治療法を提供しております。症状が気になる方、または硝子体疾患の可能性がある方は、お気軽にご相談ください。

日帰り手術対応

網膜レーザー治療

retinal laser photocoagulation

網膜レーザー治療は、網膜疾患や網膜に関連する異常を治療するための効果的な治療法の一つです。この治療法は、糖尿病網膜症や網膜剥離などの網膜に影響を与える病気や異常を治療するために広く使用されています。網膜レーザー治療では、特定の部位に高エネルギーのレーザー光を照射することで、網膜の血管を閉塞したり、異常な血管を焼灼したり、網膜の剥離を修復したりすることができます。この治療法は非侵襲的であり、通常は局所麻酔の下で行われます。網膜レーザー治療は、病気や症状の進行を抑制し、視力の改善や視野の保護に役立ちます。当院では、経験豊富な眼科専門医が最新の治療技術を用いて、患者様の状態に合わせた適切な治療を提供しております。

小児眼科

Pediatric

子供の目の健康は、正常な視覚発達や学習能力の発展に重要な役割を果たします。小児眼科では、斜視や屈折異常、弱視、眼球運動の問題、先天性の眼の異常など、様々な眼の疾患や異常を診断し、治療します。
また、定期的な視力検査や目の健康チェックも行い、早期発見・早期治療を促進します。当院では、子供たちの目の健康を第一に考え、安心して診療を受けていただける環境を整えております。子供の目に関するご相談や検査や治療などについて、お気軽にご相談ください。

眼鏡・コンタクトの処方

Glasses / Contact lenses

湘南ごしょみ眼科では、眼鏡やコンタクトレンズの処方も行っております。正確な視力検査を通じて、患者様の視力に合わせた最適な眼鏡やコンタクトレンズを提案いたします。眼鏡は、度数やフレームの選択、レンズの種類などを検討し、快適で正確な視力補正ができるように調整いたします。
また、コンタクトレンズも、目の形や健康状態に合わせて適切なものを選定し、適切な装着方法やケア方法をご説明いたします。視力矯正だけでなく、ファッションやライフスタイルに合ったアイウェアを提案し、患者様のニーズに応えることを心がけております。眼鏡やコンタクトレンズに関するご相談や検査、処方箋の発行など、お気軽にご来院ください。